9月22日(月) 気の向くままに網走紋別付近を散策
- ここは廃止されたJR名寄線・湧網線の中湧別駅だったそうで、駅舎や線路がそのまま残されています。
- 昨年訪れたタウシュベツ橋梁をはじめ、北海道には廃止された鉄道の跡があちこちにあるんですね。
- 厳しい環境の中で開拓した方々に思いを馳せると、その苦労の産物が既に次々と廃止されていっているという現実に時の流れを感じ、ちょっと感傷的になってしまったりする私です。
この日はオホーツク海沿いにちょっと走ってみました。
例によって我が家得意の行き当たりばったりというやつですが
いちおう行ってみたいところもあって、この日は2つ。
まずはその1、釣り人の間ではちょっと知られた川、渚滑(しょこつ)川
- 紋別や渚滑町を流れてオホーツク海に注ぐ美しい川です。
- 今回は川での釣りは考えてなかったので見るだけ。
- 橋から下を覗くとニジマスが産卵のために川底を掘っている姿を見かけました。
- 左下には頑張ってるメスの傍らでチャンスを狙うオスが・・・
- 鮭もそうだけど、北海道ではマス類の産卵期なんですよね。
- 何度も何度も一生懸命繰り返していました。
- 今までTV番組の中などでしか見たことなかったのでちょっと感動。
途中通った紋別港には、流氷の砕氷観光船「ガリンコ」号が停泊していました。
- 前方に砕氷用のスクリューが見えます。
- 冬は活躍するんでしょうね。でも寒そう~ o(> <)o
昼食はサロマ湖沿いの道の駅「愛ランド湧別」でホタテのメニュー。
- サロマ湖はホタテが名産です!(^O^)
- といいつつまたも写真を撮らずに食べ始めてしまった腹ペコ夫婦。
- スミマセン、慣れてないもので・・・
- 右の写真はレストランから撮りました。
- サロマ湖が見渡せる丘にあって眺めが良かったです。
その後は行ってみたかったところ、その2へ・・・
網走の野取湖畔に広がるサンゴ草群生地です!
- サンゴ草については右に →
- サンゴ草が綺麗にみられる時期は本当に短いのですが、まさにこのときがそれ。
- 近くで見るとゴムのような不思議な植物ですが、群生すると一面真っ赤になってとてもキレイ。
- それにしても塩分を含んだ水のあるところが適しているなんて
- 不思議な植物です。
- カモメがいることからしても海のすぐ近くだということがおわかりになることと思います。
- 観光バスも来ていました。
- この時期ならではだから観光コースにも入ってるんでしょうね。
9月の北海道は、既に花の美しい季節が過ぎ去った感があります。
やっぱり初夏~夏が一番ピークなんじゃないかな。
でもこの時期だから美しく見られるものというのを探して訪ねてみるのもいいものですね。
はじめて見たサンゴ草群生地、ちょっと感動でした。
そして群生するサンゴ草の脇で、たった1輪だけ咲いていたハマナスの花。
- こちらもとてもきれいでした。
- 本当にたった1輪だったけど出会えて良かった。(*^^*)
この日はその後、翌日の釣りに備えて屈斜路湖付近を散策。
そしてお風呂は川湯温泉 湯の閣 別館湯元「池田屋」
- 硫黄の強い温泉で、蛇口などもちょっと黒ずんでるほど。
- ちょっとした切り傷にはピリピリしみるほどでした。
- でもとても気持ちよかった~♪この時期夜は既に寒い北海道、体の芯まで温まりました。
温まったあとは夕食。川湯温泉にある居酒屋「源平」
- 基本的にお酒を飲まない我が家は居酒屋にはあまり行かないんだけど、ここではやっぱり北海道の旬の美味しいものが食べたいということでこちらのお店へ。
- 美味しかった~。
- まさに旬のサンマにホッケ。それに雑炊。
- そして一番の感動が「げんコロ」
- 道産じゃがいものコロッケなんだけど、これが美味しいの!
- といっても味はすごく素朴。
- その分じゃがいもの美味しさが際立ってて、衣のサクサク加減と中のほっこりと、それでいてまったりとした(・・って美味しんぼやってるのか?)食感が感動でした。
- お店のご主人と奥様もとても気さくで、しかも犬好き♪
- お店にワンコの写真があったことからいろいろお話させていただきました。
- ご馳走様でした~!
夜は道の駅摩周泊。釧路川ほとりの小さいけど落ち着く道の駅です。